まことのブログ

日本は先祖代々の日本人のもの

「言論は虚しい」 H28.7.26

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先月の八日、早稲田大学名誉教授松原正氏が亡くなられた。遅ればせながらお悔やみ申し上げる。

 私は長年の松原読者であり、教授の講演会に一度だけ参加した事はあるが、最近は氏の言動に腑に落ちぬ点があっていささか遠ざかってはいるものの、読者であるのを止めたわけではない。

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(↑松原正教授)

 

「この世が舞臺 増補版」 (松原正全集第一卷)

「この世が舞臺 増補版」 (松原正全集第一卷)

 
松原正全集第二卷「文學と政治主義」

松原正全集第二卷「文學と政治主義」

 

教授の弟子の留守晴夫氏が経営する圭書房というところから全集が刊行されているが、購入していない。経済的理由もあるが、今更新発見もないだろうし、手持ちの書籍だけで十分と思うからである。私がまだ知らないもので興味を抱く文章もあるかも知れないし、コレクター要素も自分にはあると思うので経済的理由がクリアできれば買うかもしれないのだが。

 「時事評論石川」というミニコミ誌(私は購読した事も見た事もない)に留守氏による松原教授追悼文が掲載されたようだが、それがネット上にアップされている。→ココ

「西洋を怖がらないやうになつてから日本は駄目になつた」と、いつぞや先生は私に云はれた。

 これは初見の表現で面白く思ったが、いささか抽象的であり、わたしの様な一般読者には分りづらい。教授が好んだ「政治主義」やら「二元論」なんて表現も分ったようでよく理解できない表現である。教授が実際何を言いたいのかは分らぬが、私がネットをやってる上での感想だが、元号や正統国語表記を大事にしなくてはならないという事よりも欧米を警戒すべきだという事の方がネット上の保守派には理解されると思うのだが。支那や中東、印度と異なり、欧米の文化開発力は侮れないと誰もが思うのではないかな。

追悼文では教授と教授が師事した福田恆存の「言論は虚しい」という発言に言及しているが、孔子も似たような嘆きをしているが、一般人は余り気にしなくて良いと思う。絶対気にするなとまでは言わないが、高い理想というのは孤高なものであって、そういう事を気にしたいのであれば俗人である事を止めればよいと思う。

 


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